『ミーユエ~王朝を照らす月~』弟25話~弟36話まで



ミーユエ~王朝を照らす月~
(原題:芈月傳)
2015年~2016年 中国 【全81話】
監督:鄭暁龍(ジョン・シャオロン)『宮廷の諍い女
公式ページ

キャスト:
芈月(ミーユエ)/芈八子 ・・・ 孫儷(スン・リー)『宮廷の諍い女』『屋根の上のエメラルド
黄歇(こうあつ)/黄欠 ・・・ 黄軒(ホアン・シュアン)『女医明妃伝~雪の日の誓い~』『紅楼夢~愛の宴~』『私のキライな翻訳官』
羋姝(びしゅ) ・・・ 劉涛(リュウ・タオ)『琅琊榜(ろうやぼう)』『天龍八部』
嬴駟(えいし)/秦王 ・・・ 方中信(アレックス・フォン)

張儀(ちょうぎ) ・・・ 趙立新(チャオ・リーシン)
庸芮(ようぜい) ・・・ 鞏崢
樗里疾(ちょりしつ) ・・・ 宋佳伦
公孫衍(こうそんえん) ・・・ 曹衛宇
司馬錯(しばさく) ・・・ 李君峰
甘茂(かんぽう) ・・・ 金鐵峰
屈原(くつげん) ・・・ 祖峰(ズー・フォン)
商鞅 ・・・ 施京明

翟驪(たりく)/義梁王 ・・・ 高雲翔(ガオ・ユンシャン)『皇貴妃の宮廷』『後宮の涙
魏琰(ぎえん)/魏夫人 ・・・ 馬蘇(マー・スー)
魏長使 ・・・ 魏一
嬴夫人(もうふじん) ・・・ 蔡雯艷
嬴華/華公子 ・・・ 迟佳
嬴蕩(えいとう)/嫡公子 ・・・ 于天陽→ 杨嘉华
嬴稷(えいしょく) ・・・  張浩庭→陈鸿锦
孟嬴(もうえい)/大公主/燕王后 ・・・ 毛俊杰
玳瑁(たいぼう) ・・・ 李蓓蕾 

葵姑(きこ) ・・・ 井星文(ジン・シンウェン)
魏冉(ぎぜん) ・・・ 張鈞涵→尹榮浩→岳訓宇 
芈戎(じゅう) ・・・李泓良→李慶譽→李澤鍇→樓子鉉









これまでは何もかもすべて持っている羋姝がなにも持っていない芈月に与える立場でした。
けれど芈月が秦王の寵妃となってからは逆転します。
魏夫人だけでなく、後宮には芈月の足を引っ張る者が虎視眈々と機会を狙っています。
そこへ記憶を取り戻した黄歇との再会。

ハラハラドキドキのエピソードが続きますが、秦王・嬴駟の男前な計らいにキュンとします。

それにしても
嬴夫人と庸芮の馴れ初めってなんだろう。気になるぅ。^^;



以下、簡単なあらすじと感想~




壮公子の剣を盗んだと因縁を付けられ、捉えられてしまった
これは芈月を後宮から追い出そうとする魏夫人の策略。冉を救いたければ小臣に嫁げ、と迫っているんです。
是が非でも冉を救いたい芈月は羋姝の元を訪ねますが、玳瑁に門前払いされてしまいます。
頼る当てを失い途方に暮れる芈月。最後の手段として決死の覚悟で秦王・嬴駟の元へ。

芈月の事情を知る嬴駟ですが、その気もない芈月が夜伽をすることを拒み、追い返すんですねー。
望みを失った芈月は嫁ぐことを承諾しようと魏夫人の元を訪れますが、嬴駟の命により
冉は小指を落とすだけの軽い刑で罪を償い、無事芈月の元に帰ってくることに。

「迷惑ばかりかけて」と泣きじゃくる冉をきつく抱きしめ
「もうこんな思いはさせない。私が守るから!」と芈月。二人の姉弟愛に泣けます。
それにしても芈月の美貌と才覚は華公子をも魅了していますね~
「小臣にやるくらいなら自分が娶りたい」だなんて。^^;魏夫人が目の敵にするわけです。



救出のお礼のため嬴駟の宮殿を訪れた芈月。「父上はあなたが好きよ」と話す孟嬴の言葉通り、
嬴駟は芈月を求めますが無理強いすることなく、別々に眠りにつきます。
しかし翌朝、大王の輿で帰る芈月の姿に妃たちはざわめくーっ!
魏夫人、魏長使は芈月を嵌めるどころか、夜伽を促す結果となり大失態。
羋姝にとっても青天の霹靂で平常心ではいられない。

芈月から事情を聞いた羋姝はひとまず安心しますが、頻繁に芈月を夜伽に選んだにも関わらず
手を出さない嬴駟の様子に、逆に芈月への深い愛情を感じ不安になります。







嬴駟を”隣人のおじさん”と呼ぶ芈月。それほど年の離れた二人なんですね~
(『大秦帝国縦横』では感じなかったので。^^;)
嬴駟芈月をそばに置き、政務の合間の話し相手にしてますね。
彼女の子供の頃の話や父・楚王との関係などから始まり、そのうち黄歇のことを聞くようになるんです。

最初は渋々だった芈月ですが、何度も黄歇の話をするうちに「空っぽになった」と言うんです。
これって芈月の心を得たい嬴駟の作戦だったのかしら?!
焦ることも強いることもせず、彼女のすべてを知り大切に思う気持ちは、黄歇の墓を
宮殿近くに移したことからも伺えます。

芈月も嬴駟に心を開き、名実ともに寵妃になります。
無事嫡公子を生んだ王后・羋姝ですら比較にならないほど寵愛される芈月
みかねた嬴夫人が後宮でのあり方を諭し、釘を刺すほど。




羋姝が輿入れの際、義梁人に襲われた件ですが、限られた妃しか持てない符節を
義梁人が持っていたことから魏夫人に疑いが掛かります。
黒幕は公孫衍なんですが、自分に害が及ぶことを察し、さっさと秦から去っていきました。
公にしていませんが、嬴駟はすべてお見通し。それでも公孫衍を逃がすなんて懐が広いと言うのか、
わざわざ秦の宿敵となる者を解放してしまうなんて・・・。

この件で魏長使は魏夫人の身代わりになりましたね。姉妹の情の深さを感じますが、
これで魏夫人の性悪が直るわけじゃないんだな~。
華公子は文武両道の好青年で母思い。母さえなんとかなれば未来は明るいのに、勿体無いっ!










さてさて、記憶を失った黄歇ですが、芈月と駆け落ちするため待ち合わせるはずだった棗の木をみて
記憶を取り戻します。再び芈月に会うため、秦の咸陽を目指します。
市場で出会った黄歇の才覚を見込んだ庸芮は、秦国に仕えるよう助言しますが
黄歇の返事はNO。食客として雇うことに。

何とかして芈月に会いたい黄歇は庸芮に同行し宮殿に入り込みますが、会えずじまい。
他学派が論破を繰り広げる四方館で、男装した芈月を見つけ、心躍る黄歇。
彼女に近づこうと駆け寄ったところを張儀に阻まれてしまいます。

張儀から芈月は今や秦王の寵妃で、八子になっている。昔とは違うのだから会うことは許されない、
と釘を刺されますが諦めきれず、市場で見かけた女医の摯先生を頼って芈月宛ての手紙を渡します。



黄歇ったら間が悪いというか、これが運命というのか・・・
芈月は嬴駟の子を授かります。嬴駟の誕生日、王后・羋姝が準備した宴に参加せず、芈月だけを伴い
商鞅の墓参りをしたことでも妃たちの嫉妬の的だというのに子まで授かったなんて!?

嬴駟の喜びようは半端なく、生まれる前から母親に似て聡明だ、なんて言っている。
隣にいる羋姝の気持ちなんて知る由もありませんね。
これに加え、
黄歇が生きていることを知った玳瑁と孟昭氏は芈月を陥れるため、なにやら不穏な動きが・・・。



黄歇が生きていることを知った芈月は、彼からの手紙を燃やした摯先生を責めました。
けれどこれは八子となり身ごもった芈月を思ってのこと。

どうしても黄歇に会いたい芈月は、四方館で奇跡の再会を果たします。
一緒に楚に帰ろうと話す黄歇。子供の面倒は自分が見ると言います。
この場では黄歇と一緒に秦を出ることを承知した芈月ですが、宮殿に帰ると考え込む。
お腹を蹴る我が子を思うと、父親を捨てるわけにはいかない。
このときの芈月の中には嬴駟に対するかすかな愛情、若しくは情がすでに芽生えていたのかもしれませんね。



ひとり秦を去る黄歇を待っていたのはなんと嬴駟
秦に仕える気はないかと訊ねますが、彼の気持ちは変わらない。
嬴駟は芈月がどれだけ黄歇を思い、二人が愛し合っていたかを知っているのに黄歇を気にかけるんですね。

それだけでなく、二人が四方館で会っていたことも知っている。
二人が罠に嵌らないよう、そっと見守っているところもなんとも寛大で偉大な男です!






臨月の夜、芈月は突然の激痛に苦しみ出します。
慌てた葵姑は羋姝に救いを求めようと椒房殿に向かいますが、玳瑁に捉えられ監禁。
死の危険が伴う中、芈月はを出産しましたが、毒入りの薬を飲まされていたことが分かり、
玳瑁はさらし首という極刑に。
楚威后から羋姝を託された玳瑁は邪魔者の芈月をなんとしても消したかった。
この一件でまた芈月と羋姝の間に溝ができましたね。



いつも冷静な嬴駟ですが、生死を彷徨う芈月の出産時には、わめき散らしていました。
感情的な場面ははじめてかも。
二人のシーンで印象的なのは、芈月を背負う嬴駟の姿。
雨の日でも芈月の新しい靴が濡れないようにと気遣った黄歇との思い出であり、
幼い日の芈月(子虎)と父である楚王(大虎)の思い出でもあります。
芈月を背負って走る嬴駟の様子は二人の親密さを感じますし、心を許せる特別な存在だとわかりますね。











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