「宮パレス~時をかける宮女~(宮鎖心玉)」(全35話)視聴完了


宮パレス~時をかける宮女~(原題:宮鎖心玉)
2011年 中国 【全35話】 視聴:DVD

キャスト:
晴川 ・・・ 楊冪(ヤン・ミー) 「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」
第八皇子 ・・・ 馮紹峰(ウィリアム・フォン) 「蘭陵王」「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」
第四皇子 ・・・ 何晟銘(ミッキー・ホー) 「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」
素言 ・・・ 佟丽娅(トン・リーア) 「星に誓う恋(恋恋不忘)」

視聴後に気づいたのだけれど、主要キャストの3人は『美人心計~』に出演していて
同じ監督さんだったのね~

現代的な顔立ちの楊冪(ヤン・ミー)の史劇に違和感を感じたけれど、
馮紹峰(ウィリアム・フォン)見たさに視聴開始!^^
いや~、これが予想外の大当たりで面白かった!
続きが気になって、駆け足で一気見しちゃいました♪


以下、簡単なあらすじと感想~


骨董品店の一人娘・晴川は婚約式の日、一枚の絵を追いかけ穴に転落。タイムスリップしてしまう。
そこは康熙時代。第二皇子の側室に選ばれてしまった晴川は体の関係を迫られる!
康熙時代の歴史を知っていた晴川は、第二皇子に自分は仙女だといい、彼の有利になる知恵を与え
危機を脱出しようと試みるが・・・。

王宮を離れ、仕立て屋に身を寄せた晴川。そこでも現代人の知恵を発揮。たちまち繁盛店に。
その様子を見ていた僖嬪は晴川の技量をかい、再び王の寵愛を得る為、晴川の知恵を利用する。
王宮に戻った晴川は宮女たちから嫉妬され、意地悪されてしまう。
第八皇子に対しても勝気で率直な晴川は、何かに付け意地悪されてしまう。

第八皇子というと『宮廷女官 若曦』が思い出されるんだけれど、この作品での第八皇子は、
家臣の命は虫けら扱い。感情の起伏が激しく、喧嘩っぱやい。
皇族だけど、中身は幼稚なガキ大将といった感じで、『若曦』のイメージと違う。
演じているのは馮紹峰(ウィリアム・フォン) だから、もっと落ち着きのある役柄かと思ったのにな。

後宮で苦労する晴川の前に現れるのが第四皇子。落ち着いていて教養があるのよね。
暴漢に襲われた晴川を救ったり、琴の音色で心を癒してくれる存在で、次第に惹かれていくのだけれど
王座を狙う第四皇子は金枝と政略結婚し、晴川はショックを受ける。

第四皇子の手足となって働く素言
彼女もまた第四皇子を愛するがゆえ、力になろうとしているんだよね。
第四皇子の頭の中は王位を得ることだけ。邪魔な存在となった晴川を殺そうとするんだもの!怖い。

恋愛においても子供っぽい第八皇子。晴川への意地悪は、愛情表現の裏返しなんだよね~。
節操のない悪ガキくらいにしか思えなかったけれど、晴川への愛情は純粋過ぎる。
雨の中、ずぶ濡れになっても待ち続けたり、晴川の気持ちを知ろうと、強引に迫ったり。一途です。
第八皇子のことを気に留めていなかった晴川だけれど、彼の愛情が本物であること
誠実さや優しさを知り、惹かれていく。

ストーリーが進むにつれ、王座と晴川を巡る第四と第八の争いに目が離せない。
誰かが陥れたり、見てはいけない場面を目撃したりして、歯車が狂っていくんだよね。
やっと結ばれた第八皇子と晴川だけれど、晴川の偽物が彼女に取って代わる!
また脇役だと軽視していた素言が不死鳥のように蘇ってきて、裏で手引きし
王朝での影響力を手にしようとするのも凄い。
年羮堯のつくり方は必見!これまでにない視点でゾクゾクしちゃった。


最終回が近づくほどに、晴川第八皇子の関係が切なく狂おしくなっていく。
愛し合うふたりの間に割り込み、無理やり晴川を我がものにしようとする第四皇子が悪者に見えるよ。
争うふたりの皇子の間で悩んだ晴川の決断は、現代へ帰ること。

『宮廷女官 若曦』とは違った視点で描かれた作品だけれど、成り行きに変わりはなく、
第四皇子が即位し、第八皇子は幽閉されるのだけれど、
こんなハッピーエンドな最終回もアリだな! と思わせるストーリー展開でした。
最後の最後まで気が抜けなーい。


そして馮紹峰(ウィリアム・フォン) を見るなら 『蘭陵王』より
断然  『宮 パレス~時をかける宮女~』 だと思いましたよん。